マイクロソフトは15日、9月度の月例セキュリティパッチ(セキュリティ更新プログラム)を公開した。公開されたパッチは、最も深刻な「緊急」4件を含む9件。Windows、Windows Server、Office、Outlookが影響を受ける。
【更新プログラムの内容】
[緊急]
・印刷スプーラーサービス:リモートでコードが実行される脆弱性
・MPEG-4コーデック:リモートでコードが実行される脆弱性
・Unicodeスクリプトプロセッサ:リモートでコードが実行される脆弱性
・Outlook:リモートでコードが実行される脆弱性
[重要]
・インターネットインフォメーションサービス(IIS):リモートでコードが実行される脆弱性
・リモートプロシージャーコール:リモートでコードが実行される脆弱性
・ワードパッドのテキストコンバーター:リモートでコードが実行される脆弱性
・Local Security Authority Subsystem Service(LSASS):特権が昇格される脆弱性
・Windowsクライアント/サーバーランタイムサブシステム:特権が昇格される脆弱性
このほか、新たにFakeCogとVobfusに対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも公開された。
(2010/09/15 ネットセキュリティニュース)
■マイクロソフト セキュリティ ホーム(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx
■2010年9月のセキュリティ情報(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms10-sep.mspx
■Microsoft Update
http://windowsupdate.microsoft.com/