ファミマクレジット(東京都豊島区)が発行する「ファミマTカード」が不正利用され、先月24日から「TSUTAYA Wカード」を含むすべてのカードの海外利用を休止していた問題で、同社は25日、同日より海外での利用を再開したと発表した。
Amazon.co.jpなどの海外決済のインターネット取引を含む、海外でのショッピングやキャッシングなどが、これまで通りに利用できる。
同社の発表によると、米国の店舗で先月21日に、「ファミマTカード」の不正利用を検知。その後の調査で、約1400名分のクレジットカード番号が不正に利用された可能性が高いことが判明した。不正に利用された情報はクレジットカード番号のみで、個人情報などの他の情報の流出や悪用は確認されておらず、同社では、カード番号を類推する手口での犯行と結論付けている。
同社では、同様の手口による不正利用を防げるようシステム的な対応を行い、休止していたサービスの再開に至った。今後は、社内の管理・指導の徹底を図りセキュリティ強化に努めるとしている。
(2011/01/27 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・ファミマTカード海外クレジットご利用再開のご案内(ファミマクレジット)
http://www.famimacredit.co.jp/topics/110125.html
・TSUTAYA Wカード海外クレジットご利用再開のご案内(ファミマクレジット)
http://wcard.famimacredit.co.jp/topics/110125.html