特定の偽サイトに誘導するフィッシングではないため、編集部の集計には計上していないが、12月2日頃から広島大学で、12月9日頃から京都大学で、学内のサーバーのアカウントを聞き出そうとするフィッシングメールが、学生や教員宛に大量に送られた。
どちらもそれぞれの大学をかたったほぼ同じ内容の英文のメールで、システムを更新するためアカウントを確認したいとだまし、ログイン名とパスワード、生年月日、アカウントの状態を返信させようとする。メールの返信先は、どちらもGmailの同じメールアドレスが設定されていた。
一連のフィッシングメールでは、返信してしまった広島大学の受信者のアカウントが悪用され、同大のメールシステムから迷惑メールが送信されたという。
(2011/01/24 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・フィッシングメールにご注意ください!(広島大学)
http://www.media.hiroshima-u.ac.jp/news/2010120201/?searchterm=None
・[email protected] からの迷惑(フィッシング)メールには返答および記載の操作は危険です(京都大学)
http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/services/ismo/whatsnew/news/detail/03859.html