Googleは28日、同社のWebブラウザの最新バージョンとなる「Google Chrome 11」の安定版(11.0.696.57)を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux、およびIE用のプラグイン「Chrome Frame」。
Chrome 11では、HTML5の音声入力に対応するなどの新たな機能がサポートされたほか、25件の脆弱性が修正されている。
修正された脆弱性には、不正なポインタの参照や解放したメモリの利用といった、コード実行につながるおそれのある問題や、アドレスバー偽装の問題など、危険度が4段階の上から2番目「高」に分類される深刻なものが16件含まれる。
(2011/04/28 ネットセキュリティニュース)
■Chrome Stable Update(Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.com/2011/04/chrome-stable-update.html