グーグルは25日、同社のウェブブラウザ「Google Chrome 11」の最新の安定版「11.0.696.71」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux、およびInternet Explorer用のプラグイン「Chrome Frame」で、最新版への更新は自動的に行われる。
最新版では、GPUコマンドバッファとバイナリデータの取扱いでメモリ破壊が発生する問題を修正。これら2件は、4段評価で最も深刻な「緊急」に分類されており、このほかに「高」1件と「低」1件の計4件の脆弱性と、脆弱性以外の不具合4件が修正されている。
(2011/05/25 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.com/2011/05/stable-channel-update_24.html