マイクロソフトは11日、5月度の月例セキュリティパッチ(セキュリティ更新プログラム)を公開した。公開されたパッチは、最も深刻な「緊急」1件を含む2件。Windows ServerとPowerPointが影響を受ける。
【更新プログラムの内容】
[緊急]
・Windowsインターネットネームサービス(WINS):リモートでコードが実行される脆弱性>
[重要]
・PowerPoint:リモートでコードが実行される脆弱性
[重要]に分類されているPowerPoint用のパッチを適用すると、4月度月例パッチのうちPowerPoint用のパッチ(MS11-022)を適用後に、PowerPoint 2003で「ファイルが壊れています」というエラーメッセージが表示される問題も解決される。
このほか、新たにRamnitに対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも公開された。
(2011/05/11 ネットセキュリティニュース)
■マイクロソフト セキュリティ ホーム(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx
■2011年5月のセキュリティ情報(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms11-may.mspx
■Microsoft Update
http://windowsupdate.microsoft.com/
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