インテリアのオンラインショップ「unicoオンラインショップ」を運営するミサワ(本社:東京都目黒区)は26日、同サイトが海外からの不正アクセスを受け、最大で1万6798件の顧客情報が流出した可能性があると発表した。
発表によると、流出した可能性があるのは、2009年4月15日~今年4月20日までの間に、同サイトで注文したりサンプルを請求したりした顧客の氏名、住所、電話番号、メールアドレスと、任意で入力した性別、生年月日、パスワード、届け先の氏名、住所、電話番号。うち、2010年1月29日以降にクレジットカードで決済した7316件については、クレジットカード情報(カード番号、名義、有効期限、セキュリティコード)も流出したおそれがある。
先月20日、クレジットカード会社から、不正利用されたカード情報が同社から流出した可能性があることを指摘され、翌21日にサービスを休止してカード会社指定の調査会社に調査を依頼。休止していたサービスは、同社が独自に依頼した別のセキュリティ専門会社2社の指導のもと、不正アクセス対策の強化を行い、先月30日に再開した。
今月23日、カード会社指定の調査会社から最大件数の流出が否定できないとの報告を受け、26日にWebサイト上で告知を行うとともに、該当者に対しメールによる状況説明と問い合わせ窓口の案内を開始した。
なお、カード情報が含まれる7316件の中に、連絡先の不明なデータが476件あるという。心当たりのある方は、同社の告知にある専用窓口(フリーダイヤル)まで問い合わせていただきたい。
(2011/05/30 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・不正アクセスによる個人情報流出の可能性についてのお詫びとご報告(unicoオンラインショップ)
http://www.unico-fan.co.jp/news/index.html