アップルは28日(米国時間)、Mac OS X 10.6/10.5用Javaの深刻な脆弱性を修正する「Java (Mac OS X v10.6) - アップデート 5」と「Java (Mac OS X v10.5) - アップデート 10」を公開した。
今回のアップデートは、オラクルが今月8日に公開したJava SEの最新版に相当するもので、細工されたJavaアプレット(ブラウザがダウンロード・実行するJavaプログラム)で任意のコードが実行されるおそれのある深刻な脆弱性をはじめとする、複数の問題が修正されている。
アップデートは、アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」で自動インストールできるほか、同社のダウンロードページから、各OS用のアップデータが入手できる。
■Java (Mac OS X v10.6) - アップデート 5
Mac OS X 10.6の全バージョンに対応した「Java SE 6」のアップデート。適用後のバージョンは「1.6.0_26」に。
・アップデート5について
http://support.apple.com/kb/HT4593?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
・ダウンロード
http://support.apple.com/kb/DL1360?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
・About the security content of Java for Mac OS X 10.6 Update 5(Apple)
http://support.apple.com/kb/HT4738?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
■Java (Mac OS X v10.5) - アップデート 10
10.5.8以降のMac OS X 10.5に対応した、「Java SE 6」および「Java SE 5」のアップデート。適用後のバージョンは、それぞれ「1.6.0_26」「1.5.0_30」に。
・アップデート10について
http://support.apple.com/kb/HT4592?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
・ダウンロード
http://support.apple.com/kb/DL1359?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
・About the security content of Java for Mac OS X 10.5 Update 10(Apple)
http://support.apple.com/kb/HT4739
(2011/06/30 ネットセキュリティニュース)
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