マイクロソフトは8日、今月13日に公開が予定されているセキュリティ更新プログラム(パッチ)の概要を発表した。リリース予定のパッチは、深刻度が最も高い「緊急」1件と、2番目に高い「重要」3件。
「緊急」に分類されるソフトウェアは、Windows Vista/7 で、脆弱性を悪用されると、リモートでコードが実行されるおそれがある。
「重要」に分類されるソフトウェアは、Windows XP/Vista/7、Windows Server2003/2008/2008 R2、Officeで、脆弱性を悪用されると、特権の昇格(Windows)、リモートでコードが実行される(Office)おそれがある。
13日に公開予定のセキュリティパッチで、これらの脆弱性が修正される。
このほか、「Windows Update」「Microsoft Update」などで、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムと、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンのリリースも予定されている。
(2011/07/08 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・セキュリティ情報の事前通知 - 2011年7月
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms11-jul.mspx