Windows Vista Servive Pack 1(SP1)、Office XPなどのサポートが13日に終了した。サポートが終了すると、以後その製品に重大なセキュリティ上の問題が見つかっても、セキュリティ更新プログラム(パッチ)は提供されない。最新のサービスパックの適用や後継製品への移行が必要だ。
13日にサポートが終了したのは、Windows Vista SP1、Office XP、Windows Server 2008製品出荷版、.NET Framework 3.0/3.0 SP1/3.0 SP2/3.5、Exchange Server 2007 SP2。
現在Vista SP1を使用している場合は、最新のService PackであるSP2を適用するとよい。SP2は、Windows Updateを利用して無料で入手できる。
Office XPのユーザーに対してマイクロソフトは、後継製品のOffice 2007やOffice 2010への移行を推奨している。
また同社は、13日にサポートが終了したこのほかの製品について、以下を推奨している。
・Windows Server 2008 : SP2の適用または2008 R2への移行
・.NET Framework 3.0/3.0 SP1/3.0 SP2/3.5 : .NET Framework 3.5 SP1の適用
・Exchange Server 2007 SP2 : SP3の適用
(2011/07/14 ネットセキュリティニュース)
■サポートライフサイクル終了に伴うセキュリティ更新プログラム配信終了の予告(マイクロソフト 日本のセキュリティチームのブログ)
http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2011/06/28/3437811.aspx
■マイクロソフトの情報
・ライフサイクルポリシーFAQ
http://support.microsoft.com/gp/lifepolicy
<Vista関連>
・Windowsデスクトップ製品のライフサイクル
http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/default.aspx
・Service Packセンター
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows/downloads/service-packs
<Office関連>
・Office 製品のプロダクトサポートライフサイクル
http://www.microsoft.com/japan/office/previous/2003/business/lifecycle.mspx