RealNetworksは16日、11件の脆弱性を修正した同社のメディアプレーヤー「RealPlayer」の最新版を公開した。対象となるのは、「14.0.5」以前のWindows版 (11.x/SP 1.xを含む)と「12.0.0.1569」以前のMac版、および「2.1.5」以前のRealPlayer Enterprise 。
今回修正された脆弱性は、細工されたWebページやメディアファイルを開くと、任意のコードを実行されるおそれのある危険なものばかりだ。Windows版には11件全てが、Mac版には2件が、Enterprise版には6件が影響する。これまでのところ、これら脆弱性の悪用は報告されていないが、同社は脆弱性を回避するために、最新版に更新するようすすめている。
RealPlayerの最新版は、同社ダウンロードページから入手できる。いま自分が使用中のRealPlayerのバージョンは、ヘルプメニューの[バージョン情報]から確認できる。
(2011/08/22 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・RealNetworks, Inc.、セキュリティ脆弱性に対応するアップデートをリリース(RealNetworks)
http://service.real.com/realplayer/security/08162011_player/ja/
・RealPlayer ダウンロード
http://jp.real.com/?mode=rp