マイクロソフトは12日、10月度の月例セキュリティパッチ(セキュリティ更新プログラム)を公開した。公開されたパッチは、最も深刻な「緊急」2件を含む8件。Windows、Internet Explorer、.NET Framework、Silverlight、Forefront United Access Gateway、Host Integration Serverが影響を受ける。
【更新プログラムの内容】
[緊急]
・.NET FrameworkとSilverlight:リモートでコードが実行される脆弱性
・Internet Explorer用累積パッチ:リモートでコードが実行される脆弱性
[重要]
・Active Accessibility:リモートでコードが実行される脆弱性
・Windows Media Center:リモートでコードが実行される脆弱性
・Windowsカーネルモードドライバー:リモートでコードが実行される脆弱性
・Forefront Unified Access Gateway:リモートでコードが実行される脆弱性
・Ancillary Functionドライバー:特権が昇格される脆弱性
・Host Integration Server:サービス拒否が起こる脆弱性
このほか、新たにEyeStyeとPoisonに対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも公開された。
(2011/10/12 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・Microsoft セーフティとセキュリティセンター
http://www.microsoft.com/ja-jp/security/default.aspx
・2011年10月のセキュリティ情報
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms11-oct
・Microsoft Update
http://windowsupdate.microsoft.com/