アップルは8日、OS X Lion/Mac OS X 10.6用Javaの深刻な脆弱性を修正する、「Java for OS X Lion Update 1」と「Java for Mac OS X 10.6 Update 6」を公開した。
今回のアップデートは、オラクルが先月公開したJava SE 6 Update 29(1.6.0_29)に相当するもので、JRE(Javaランタイム環境)に影響する17件の脆弱性が修正された。うち6件は、脆弱性評価システム「CVSS」で最高値の10.0と評価された深刻なもので、悪用されると任意のコードが実行されるおそれがある。
アップデートは、アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」で自動インストールできるほか、同社のダウンロードページから、各OS用のアップデータが入手できる。
(2011/11/09 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:アップル】
・Java for OS X Lion Update 1[英文]
http://support.apple.com/kb/DL1421
・Java for Mac OS X 10.6 Update 6[英文]
http://support.apple.com/kb/DL1360
・About the security content of Java for Mac OS X 10.7 Update 1 and Java for Mac OS X 10.6 Update 6[英文]
http://support.apple.com/kb/HT5045