グーグルは16日、同社のWebブラウザの最新安定版「Google Chrome 17.0.963.56」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux、およびInternetExplorer用のプラグイン「Chrome Frame」で、最新版への更新は自動的に行われる。
最新版では、危険度が4段階評価で2番目に高い「高」7件、「中」5件、「低」1件、計13件の脆弱性が修正された。整数オーバーフロー、解放したメモリーの再利用、ヒープベースのバッファオーバーフローなど、コード実行につながるおそれのある問題が多数修正されている。
内蔵されているFlash Playerも、同日公開された最新版に更新された。このほか、安定性に関する修正も行われている。
(2012/02/16 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Chrome Stable Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.com/2012/02/chrome-stable-update.html