グーグルは9日、Webブラウザの最新バージョン「Google Chrome 17」の安定版(17.0.963.46)を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux、およびInternet Explorer用のプラグイン「Chrome Frame」で、最新版への更新は自動的に行われる。
最新版では、ページの先読みによるブラウジングの高速化や、危険なサイトを警告するセーフブラウジングのウイルスサイト検出強化などの新機能に加え、20件の脆弱性が修正された。
修正された脆弱性は、危険度が4段階評価で最も高い「最高」1件と、上から2番目の「高」8件、「中」5件、「低」6件。悪用されると任意のコードが実行されるおそれのある問題が、多数修正されている。
(2012/02/09 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Faster browsing, safer downloading[英文](Google Chrome Blog)
http://chrome.blogspot.com/2012/02/faster-browsing-safer-downloading.html
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.com/2012/02/stable-channel-update.html