マイクロソフトは10日、今月15日に公開が予定されているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を発表した。リリース予定のセキュリティ更新プログラムは、4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」4件と、2番目に高い「重要」5件の計9件。
「緊急」の脆弱性は、Windows、Internet Explorer、および.NET FrameworkとSilverlightに影響する問題で、いずれもリモートでコードが実行されるおそれがある。
「重要」5件については、Windows、Office、Server Software関連の脆弱性で、リモートコード実行の問題と、特権昇格の問題が含まれている。
このほか、「Windows Update」「Microsoft Update」などで、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムと、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンのリリースも予定されている。
(2012/02/10 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 - 2012年2月(マイクロソフト)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms12-feb
・セキュリティ情報(マイクロソフト)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/