マイクロソフトは15日、2月度の月例セキュリティパッチ(セキュリティ更新プログラム)を公開した。公開されたパッチは、最も深刻な「緊急」4件を含む9件。Windows、Windows Server、Internet Explorer、.NET Framework、Silverlight、SharePoint Server/Foundation、Visio Viewerが影響を受ける。
【更新プログラムの内容】
[緊急]
・Windowsカーネルモードドライバー:リモートでコードが実行される脆弱性
・Internet Explorer用累積パッチ:リモートでコードが実行される脆弱性
・Cランタイムライブラリ:リモートでコードが実行される脆弱性
・.NET FrameworkとSilverlight:リモートでコードが実行される脆弱性
[重要]
・Ancillary Functionドライバー:特権が昇格される脆弱性
・SharePoint:特権が昇格される脆弱性
・カラーコントロールパネル:リモートでコードが実行される脆弱性
・Indeoコーデック:リモートでコードが実行される脆弱性
・Visio Viewer 2010:リモートでコードが実行される脆弱性
このほか、新たにFareit、Pramroに対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも公開された。
(2012/02/15 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・セーフティとセキュリティセンター
http://www.microsoft.com/ja-jp/security/default.aspx
・2012年2月のセキュリティ情報
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms12-feb
・Microsoft Update
http://windowsupdate.microsoft.com/