RealNetworksは7日、6件の脆弱性を修正した同社のメディアプレーヤー「RealPlayer」の最新版を公開した。対象となるのは、「15.0.1.13」以前のWindows版 (11.x/SP 1.xを含む)。
最新版では、細工されたメディアファイルやビデオ、オーディオの再生で、任意のコードが実行されるおそれのある深刻な脆弱性6件が修正されている。これまでのところ、これら脆弱性による障害の発生は報告されていないが、同社はセキュリティの脆弱性を回避するため、最新版に更新するようすすめている。
RealPlayerの最新版は、同社ダウンロードページから入手できる。いま自分が使っているRealPlayerのバージョンは、ヘルプメニューの[バージョン情報]から確認できる。
なお、今回公表されたアップデート情報では、12月のリリース時には未公表だったセキュリティ問題についての記載もあり、ATRAC形式のオーディオ再生でコード実行のおそれのある脆弱性が、Windows版「15.0.1.13」とMac版「12.0.0.1701」で修正されたという。
(2012/02/08 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:RealNetworks】
・RealNetworks, Inc.、セキュリティ脆弱性に対応するアップデートをリリース
http://service.real.com/realplayer/security/02062012_player/ja/
・RealPlayer ダウンロード
http://jp.real.com/?mode=rp
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