アップルは13日、Webブラウザ「Safari」の最新版「Safari 5.1.4」を公開した。対象は、Mac OS X 10.7.3/10.6.8、およびWindows 7/Vista/XP SP2以降。
今回は、レンダリングエンジン「Webkit」の脆弱性81件など、深刻なものも含め、83件の脆弱性が修正された。URLを偽装できる問題、クッキーが漏えいする問題や、XSS攻撃が可能になる問題、任意のコードが実行されるおそれのある問題も修正されている。
最新版ではこのほか、パフォーマンス、安定性、互換性の改善も行われた。
Safariの最新版は、Mac OS Xの「ソフトウェア・アップデート」や、Windows版同梱の「Apple Software Update」で更新できるほか、同社サイトからも、それぞれの最新版がダウンロードできる。
(2012/03/13 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Safari 5.1.4(アップル)
http://support.apple.com/kb/DL1070?viewlocale=ja_JP
・About the security content of Safari 5.1.4[英文](Apple)
http://support.apple.com/kb/HT5190