マイクロソフトは6日、今月11日に公開が予定されているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を発表した。リリース予定のセキュリティ更新プログラムは、4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」4件、2番目に高い「重要」2件の計6件。
「緊急」4件は、Windows XP/Vista/7、Server2003/2008/2008 R2、Internet Explorer、Officeが影響を受ける脆弱性で、悪用されるとリモートでコードが実行されるおそれがある。「.NET Framework」やサーバーソフト、開発ツールも同様の影響を受ける。
「重要」2件は、リモートアクセスソフト、およびOfficeの脆弱性で、前者は情報漏えい、後者はリモートでコードが実行されるおそれがある。
このほか、「Windows Update」「Microsoft Update」などで、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムと、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンのリリースも予定されている。
(2012/04/06 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 - 2012年4月
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms12-apr