グーグルは16日、同社のWebブラウザの最新安定版「Google Chrome19」(19.0.1084.46)を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux、およびInternet Explorer用のプラグイン「Chrome Frame」で、最新版への更新は自動的に行われる。
最新版では、Google ChromeにログインするとAndroidを含めすべてのデバイスでタブを同期できるようになったほか、脆弱性20件が修正された。このうち2件は、Google Chrome以外にも影響がある脆弱性だ。
脆弱性の危険度は、4段階評価で上から2番目の「高」が8件、「中」7件、「低」5件。解放したメモリにアクセスしてしまう問題など、コード実行につながるおそれのある深刻な問題も多数修正されている。
(2012/05/16 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2012/05/stable-channel-update.html