マイクロソフトは4日、今月9日に公開が予定されているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を発表した。リリース予定のセキュリティ更新プログラムは、4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」3件、2番目に高い「重要」4件の計7件。
「緊急」3件は、Office、Windows、および.NET Framework、Silverlightが影響を受ける脆弱性で、悪用されるとリモートでコードが実行されるおそれがある。
「重要」4件は、Office、およびWindowsの脆弱性で、悪用されると前者はリモートでコードが実行されるおそれ、後者は特権昇格のおそれがある。
このほか、「Windows Update」「Microsoft Update」などで、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムと、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンの公開も予定されている。
(2012/05/07 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 - 2012年5月
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms12-may