マイクロソフトは8日、今月13日に公開が予定されているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を発表した。リリース予定のセキュリティ更新プログラムは、4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」3件、2番目に高い「重要」4件の計7件。
「緊急」3件は、Windows、Internet Explorer、および.NET Frameworkが影響を受ける。いずれも脆弱性が悪用されると、リモートでコードが実行されるおそれがある。
「重要」4件は、Office、Visual Basic for Applications、およびWindows、Dynamics AXが影響を受ける。脆弱性が悪用されると、Office、Visual Basic for Applicationsではリモートでコード実行のおそれ、WindowsとDynamics AXでは特権昇格のおそれがある。
このほか、「Windows Update」「Microsoft Update」などで、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムと、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンの公開も予定されている。
(2012/06/08 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 - 2012年6月
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms12-jun