アップルは26日、Webブラウザ「Safari」の最新版「Safari 6.0」を公開した。対象は、Mac OS X Lion(10.7.4)のみで、OS X Lionの「ソフトウェア・アップデート」を通じて提供されている。
Safari 6は、同社の最新OS「OS X Mountain Lion」(v10.8)に搭載されているWebブラウザで、250以上の新機能や機能拡張などが盛り込まれたほか、119件の脆弱性が修正されている。
修正された脆弱性のうち115件は、レンダリングエンジン「WebKit」で起こる問題で、コード実行のおそれのあるメモリ破損問題が多数含まれている。
これらの脆弱性は、Mac OS X 10.6やWindows版のSafariにも影響するが、現時点では、OS X Lion用以外はリリースされていない。
(2012/7/26 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:アップル】
・Safari
http://www.apple.com/jp/safari/
・About the security content of Safari 6[英文]
http://support.apple.com/kb/HT5400