グーグルは12日、同社のWebブラウザの最新安定版「Google Chrome 20.0.1132.57」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux、およびInternet Explorer用のプラグイン「Chrome Frame」で、最新版への更新は自動的に行われる。
最新版では、脆弱性3件が修正されたほか、不具合の修正と安定性の向上が図られている。
修正された3件の脆弱性の危険度はすべて、4段階中で2番目に高い「高」とされている。2件は解放したメモリにアクセスしてしまう問題で、もう1件はPDFにおいて、JavaScriptを使って不正にオブジェクトへアクセスできる問題。
内蔵されているFlash Playerも、最新版の「11.3.300.265」に更新された。
(2012/07/12 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2012/07/stable-channel-update.html