マイクロソフトは15日、8月度の月例セキュリティパッチ(セキュリティ更新プログラム)を公開した。公開されたパッチは、最も深刻な「緊急」5件を含む9件。Windows、Internet Explorer、Office、Visio、SQL Server、サーバーソフトウェア、開発者用ツール、Exchange Serverが影響を受ける。
【更新プログラムの内容】
[緊急]
・Internet Explorer用累積パッチ:リモートでコードが実行される脆弱性
・リモートデスクトップ:リモートでコードが実行される脆弱性
・ネットワークコンポーネント:リモートでコードが実行される脆弱性
・コモンコントロール:リモートでコードが実行される脆弱性
・Exchange Server WebReadyドキュメント表示:リモートでコードが実行される脆弱性
[重要]
・カーネルモードドライバー:特権が昇格される脆弱性
・JScriptおよびVBScriptスクリプトエンジン:リモートでコードが実行される脆弱性
・Office:リモートでコードが実行される脆弱性
・Visio:リモートでコードが実行される脆弱性
このほか、新たにBafruzとMatsnuに対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも公開された。
(2012/08/15 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・セーフティとセキュリティセンター
http://www.microsoft.com/ja-jp/security/default.aspx
・2012年8月のセキュリティ情報
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms12-aug
・Microsoft Update
http://windowsupdate.microsoft.com/