リアルネットワークスは7日、RealPlayerのアップデート情報を公開した。対象は、Windows版のRealPlayer 11/SP/14/15と、Mac版のRealPlayer 12。
今回公表された脆弱性は9件で、Windows版の15.0.4.53以前と、Mac版の12.0.0.1701以前が影響を受ける。悪用されると任意のコードを実行されるおそれのある深刻な脆弱性ばかりで、最新版ではすべての脆弱性が修正されている。同社によると、これまでに実際にマシンに障害が発生したという報告はない。
RealPlayerの最新版は、Windows版では「15.0.6.14」、Mac版では「12.0.1.1750」。RealPlayerを使用している人は、現在使用しているバージョンを確認し、最新版でなかった場合は更新しておこう。使用中のバージョンは、ヘルプメニューの[バージョン情報]から確認できる。
(2012/09/11 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:リアルネットワークス】
・RealNetworks, Inc.、セキュリティ脆弱性に対応するアップデートをリリース
http://service.real.com/realplayer/security/09072012_player/ja/
・RealPlayer ダウンロードページ
http://jp.real.com/?mode=rp