マイクロソフトは5日、今月10日に公開を予定しているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を発表した。リリース予定の修正パッチは、4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」1件、2番目に高い「重要」6件の計7件。
「緊急」1件は、Office 2010/2007/2003、およびサーバーソフトウェアが影響を受ける。悪用されるとリモートでコードが実行される脆弱性に対処する。
「重要」6件のうち2件はWindowsに影響するもので、悪用されると「特権の昇格」「サービス拒否」のおそれがある脆弱性に対処する。残り4件は Office、サーバーソフトウェアなどが影響を受ける。
同日に、ダウンロードセンターで8月15日に公開した「セキュリティ アドバイザリ 2661254: 証明書の鍵長の最小値に関する更新プログラム」も「Microsoft Update」で配信開始される。修正パッチ同様、自動更新が有効の場合、自動でインストールされる。
(2012/10/05 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 - 2012年 10月
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms12-oct
・2012年10月10 日のセキュリティリリース予定 (月例)
http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2012/10/05/3524292.aspx