アップルは8日、深刻な脆弱性を修正した Windows用QuickTimeの最新版「7.7.3」を公開した。対象となるのは、Windows 7/Vista/XP。
最新版では、悪意を持って作成されたファイルやWebサイトを表示することにより、クラッシュしたり、任意のコードが実行されたりするおそれがある問題9件が修正されている。
これらの脆弱性はウイルス感染に悪用されるおそれがあるため、早急にアップデートするようおすすめする。
最新版への更新は、QuickTimeとセットでインストールされている「Apple Software Update」で自動インストールできるほか、同社のサイトからも入手できる。
(2012/11/08 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:アップル】
・QuickTime 7.7.3のセキュリティコンテンツについて[英文]
http://support.apple.com/kb/HT5581?viewlocale=ja_JP
・QuickTime - ダウンロード
http://www.apple.com/jp/quicktime/download/