マイクロソフトは9日、今月14日に公開を予定しているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を発表した。リリース予定の修正パッチは、4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」4件、2番目に高い「重要」1件、3番目の「警告」1件の計6件。
「緊急」のパッチ4件では、Windows、Internet Explorer、.NET Frameworkに影響する13件の脆弱性に対処する。これらの脆弱性を悪用されると、リモートでコードが実行されるおそれがある。
「重要」のパッチ1件では、Officeが影響を受ける4つの脆弱性に対処する。この脆弱性を悪用されると、リモートでコードが実行されるおそれがある。
「警告」のパッチ1件はWindows関連で、情報漏えいを引きおこすおそれがある2つの問題に対処する。
このほか、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムと、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンのリリースも予定されている。
(2012/11/09 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・マイクロソフトセキュリティ情報の事前通知-2012年11月
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms12-nov
・Advance Notification Service for November 2012 Security Bulletin Release[英文]
http://blogs.technet.com/b/msrc/archive/2012/11/08/advance-notification-service-for-november-2012-security-bulletin-release.aspx