マイクロソフトは7日、今月12日に公開を予定しているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を発表した。リリース予定の修正パッチは、4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」5件、2番目に高い「重要」2件の計7件。
「緊急」のパッチ5件では、Windows、Internet Explorer、Office、サーバーソフトウェアに影響する重大な脆弱性に対処する。これらの脆弱性を悪用されると、いずれもリモートでコードが実行されるおそれがある。
「重要」のパッチ2件は、どちらもWindowsに存在する脆弱性に対処する。悪用されると、1つはリモートでコードが実行されるおそれがあり、もう1つはアプリケーションのセキュリティ機能が迂回される(セキュリティ機能がバイパスされる)おそれがある。
このほか、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムと、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンのリリースも予定されている。
(2012/12/07 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・マイクロソフトセキュリティ情報の事前通知-2012年12月
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms12-dec
・Advance Notification Service for December 2012 Security Bulletin Release[英文
http://blogs.technet.com/b/msrc/archive/2012/12/06/advance-notification-service-for-december-2012-security-bulletin-release.aspx