グーグルは11日、同社のWebブラウザ「Google Chrome」の最新安定版「24.0.1312.52」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux、および、Internet Explorer用のプラグイン「Chrome Frame」。最新版への更新は、自動的に行われる。
最新版では、JavaScriptエンジンの高速化や数式を記述する「MathML」のサポートなどの機能拡張に加え、計24件の脆弱性を修正。内臓のAdobe Flash Playerも、最新版(11.5.31.137)に更新された。
修正された脆弱性は、危険が4段階評価で上から2番目に高い「高」11件、「中」8件、「低」5件。解放したメモリーの再使用などの、コード実行につながるおそれのある深刻な問題が多数含まれている。
(2013/01/11 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update(Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2013/01/stable-channel-update.html