グーグルは23日、同社のWebブラウザ「Google Chrome」の最新安定版「24.0.1312.56」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux、および、Internet Explorer用のプラグイン「Chrome Frame」。最新版への更新は、自動的に行われる。
最新版では、4段階評価の危険度が上から2番目に高い「高」3件と、「中」2件の計5件の脆弱性が修正された。
危険度「高」の脆弱性は、キャンバスフォントの処理で発生する解放済みメモリーの再使用や、Mac版のオーディオコンバータが、未サポートだったサンプリング周波数でクラッシュする問題など、いずれもメモリーがらみの脆弱性で、悪用されるとコード実行のおそれがある。
(2013/01/23 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2013/01/stable-channel-update_22.html