マイクロソフトは8日、今月13日に公開を予定しているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を発表した。リリース予定の修正パッチは、4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」5件、2番目に高い「重要」7件の計12件。
「緊急」のパッチ5件は、Windows、Internet Explorer(IE)、サーバーソフトウェア(Exchange)の脆弱性に対処する。これらの脆弱性を悪用されると、いずれもリモートでコードが実行されるおそれがある。
「重要」のパッチ7件では、Windows、Office、「.NET Framework」、サーバーソフトウェア(FAST Search)の脆弱性に対処する。Officeおよびサーバーソフトウェアの脆弱性では、悪用されるとリモートでコードが実行されるおそれがある。Windowsの脆弱性では「サービス拒否」、Windowsおよび.NET Frameworkの脆弱性では「特権の昇格」のおそれがある。
このほか、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムと、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンのリリースも予定されている。
(2013/02/08 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知-2013年2月
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-feb
・Advance Notification Service for the February 2013 Security Bulletin Release[英文]
http://blogs.technet.com/b/msrc/archive/2013/02/07/advance-notification-service-for-the-february-2013-security-bulletin-release.aspx