マイクロソフトは13日、2月度の月例セキュリティパッチ(セキュリティ更新プログラム)を公開した。公開されたパッチは、最も深刻な「緊急」5件を含む12件。Windows、Windows Server、Internet Explorer、Office、.NET Framework、サーバーソフトウェアが影響を受ける。
【更新プログラムの内容】
[緊急]
・Internet Explorer用累積パッチ:リモートでコードが実行される脆弱性
・Vector Markup Language:リモートでコードが実行される脆弱性
・メディア解凍:リモートでコードが実行される脆弱性
・Exchange Server:リモートでコードが実行される脆弱性
・OLEオートメーション:リモートでコードが実行される脆弱性
[重要]
・FAST Search Server 2010 for SharePoint:リモートでコードが実行される脆弱性
・NFSサーバー:サービス拒否が起こる脆弱性
・.NET Framework:特権が昇格される脆弱性
・カーネルモードドライバー:特権が昇格される脆弱性
・カーネル:特権が昇格される脆弱性
・TCP/IP:サービス拒否が起こる脆弱性
・クライアント/サーバーランタイムサブシステム:特権が昇格される脆弱性
このほか、Internet Explorer 10用のAdobe Flash Playerの更新プログラムと、新たにSirefefに対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも公開された。
(2013/02/13 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・セーフティとセキュリティセンター
http://www.microsoft.com/ja-jp/security/default.aspx
・2013年2月のセキュリティ情報
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-feb
・Microsoft Update
http://windowsupdate.microsoft.com/