実在する企業やサービスの名称、またはそれらとまぎらわしい名称を使った迷惑メールが後を絶たない。こうしたメールは、クレジットカード情報やアカウント情報の盗み取り(フィッシング)、出会い系サイトへの誘導、ウイルスばらまきといった目的で送られている。
■2月初旬だけでもこれだけある「注意喚起」
名前をかたられた企業からの注意喚起が、2月に入ってからの分のみでもこれだけある。
・日本航空・JALマイレージバンクを名乗る不審なメールにご注意ください(日本航空株式会社/JALマイレージバンク日本地区会員事務局)
http://www.jal.co.jp/info/jmb/130208.html
・NTT東日本やフレッツ光を騙る不審なメールにご注意ください(東日本電信電話株式会社)
http://www.ntt-east.co.jp/info/detail/130207_01.html
※出会い系サイトへ誘導
・NTT東日本やフレッツ光メンバーズクラブを騙る不審なメールにご注意ください。(フレッツ光メンバーズクラブ)
https://flets-members.jp/pub/info/20130207info.html
※出会い系サイトへ誘導
・クレジットカード情報を盗み取ろうとする不審な電子メールにご注意ください。(平成25年2月4日)(三菱東京UFJ銀行)
http://www.bk.mufg.jp/info/phishing/20130204.html
※フィッシング
・当行を騙った詐欺メール(フィッシング詐欺)にご注意ください。[PDF](東日本銀行)
http://www.higashi-nipponbank.co.jp/osirase/osirase20130204.pdf
※出会い系サイトへ誘導、フィッシング
・ピザハットを装った悪質な迷惑メールについて(ピザハットオンライン)
http://pizzahut.okbiz.okwave.jp/faq/show/521
※出会い系サイトへ誘導
■こんな名前が使われることも
出会い系サイトへ誘導しようとするメールによくみられるのが、まぎらわしい名前を使う手口。ここ数か月の間に出回ったメールにはこんなものがある。だまされないよう注意していただきたい。
・Anazon/Amozon/Amasonからの確認メール
・佐川急配/佐々川急便からの確認メール
・クロネロメール配送便センターからの通知メール
・日本郵更からの確認メール
・LOWSONからの通知メール
■迷惑メールを受け取ったら
迷惑メールを受け取った場合、メールを開かないこと、リンクをクリックしないこと、添付ファイルを開かないことが大切だ。可能なら、日本データ通信協会内の「迷惑メール相談センター」や、日本産業協会に情報を提供しよう。
・情報提供のお願い(迷惑メール相談センター)
http://www.dekyo.or.jp/soudan/ihan/index.html
・迷惑メール情報提供受付ページ(日本産業協会)
http://www.nissankyo.or.jp/spam/index.html
迷惑メール対策ソフトやサービスの利用も検討したい。プロバイダーによっては迷惑メール対策のサービスを無料で提供している。例えばSo-netの接続コースを利用している人なら「迷惑メール振り分けサービス」を無料で利用できる。
・迷惑メール振り分けサービス(So-net)
http://www.so-net.ne.jp/option/security/meiwaku/
迷惑メールをうけとらないための対策、迷惑メールの最新情報など、下記機関からの情報も参考にしていただきたい。
(2013/02/13 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・迷惑メール相談センター
http://www.dekyo.or.jp/soudan/index.html
・迷惑メール調査最前線!(日本産業協会)
http://www.nissankyo.or.jp/mail/index/index.html
・迷惑メールを受信した方へのアドバイス(消費生活安全ガイド)
http://www.no-trouble.go.jp/#1232707628568