マイクロソフトは8日、今月13日に公開を予定しているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を発表した。リリース予定の修正パッチは、4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」4件、2番目に高い「重要」3件の計7件。
「緊急」の脆弱性は、WindowsおよびWindows RT上のInternet Explorerに影響するリモートコード実行の問題と、Silverlight 5(Windows/Mac版)に影響するリモートコード実行の問題。Visio 2010、Visio Viewer 2010、およびOffice 2010 Filter Packに影響するリモートコード実行の問題。Microsoft SharePoint Server 2010とSharePoint Foundation 2010に影響する特権の昇格の問題、の計4件。
「重要」の脆弱性は、Microsoft OneNote 2010に影響する情報漏えいの問題と、Mac版Microsoft Office 2008/2011に影響する情報漏えいの問題、およびWindowsに影響する特権の昇格の問題、の計3件。
このほか、「Windows Update」「Microsoft Update」などで、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムと、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンのリリースも予定されている。
(2013/03/08 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知-2013年3月(マイクロソフト)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-mar