マイクロソフトは5日、今月10日に公開を予定しているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を発表した。リリース予定の修正パッチは、4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」2件、2番目に高い「重要」7件の計9件。
「緊急」の脆弱性は、Internet Explorerに影響するリモートコード実行の問題と、Windowsに影響するリモートコード実行の問題の2件。
「重要」の脆弱性は、Windowsに影響するリモートコード実行の問題1件と、特権昇格の問題2件、サービス拒否の問題1件。Windows 8/RT上のWindows Defenderに影響する特権昇格の問題1件。Office製品(InfoPath、Office Web Apps)とサーバーソフトに影響する特権昇格の問題1件。SharePoint Serverに影響する報の漏えいの問題1件。
このほか、「Windows Update」「Microsoft Update」などで、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムと、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンのリリースも予定されている。
(2013/04/05 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 - 2013年4月
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-apr