マイクロソフトは10日、今月15日に公開を予定しているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を発表した。リリース予定の修正パッチは、4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」2件、2番目に高い「重要」8件の計10件。
「緊急」の脆弱性は、Internet Explorerに影響するリモートコード実行の問題2件。「重要」の脆弱性は、Windowsに影響するサービス拒否、なりすまし、特権昇格の問題各1件。Office製品に影響するリモートコード実行の問題2件と情報漏えいの問題1件。Windows Essentialsに影響する情報漏えいの問題1件。Lyncに影響するリモートコード実行の問題1件。
このほか、「Windows Update」「Microsoft Update」などで、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムと、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンのリリースも予定されている。
(2013/05/10 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 - 2013年5月
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-may