グーグルは5日、同社のWebブラウザ「Google Chrome」の最新安定版「27.0.1453.116」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、および、Internet Explorer用のプラグイン「Chrome Frame」。最新版への更新は、自動的に行われる。
最新版では、危険度が4段階評価で上から3番目となる「中」の脆弱性が1件、修正された。これにより、内蔵のFlash Playerでユーザーのマウスクリックが乗っ取られてしまう、クリックジャックの問題が修正された。Flash Playerには、パソコンに搭載されたカメラやマイクにアクセスする機能があるので、細工されたWebページでマウスをクリックすると、これらを勝手に操作されてしまうおそれがあった。
最新版では、内蔵のFlash Playerも最新の「11.7.700.225」に更新される。
(2013/06/19 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2013/06/stable-channel-update_18.html