アップルは2日、QuickTimeの脆弱性3件を修正した、「セキュリティアップデート2013-003」を公開した。対象となるのは、OS X 10.8.4(Mountain Lion)、OS X 10.7.5(Lion)、Mac OS X 10.6(Snow Leopard)。
「セキュリティアップデート2013-003」では、今年5月に公開された、Windows版「QuickTime 7.7.4」で修正した脆弱性のうち、Mac版で未対処だった3件の脆弱性が修正された。いずれも、メモリー破壊を引き起こす深刻なもので、細工されたムービーファイルを再生すると、任意のコードが実行されるおそれがある。
最新版への更新は、アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」から自動で行える。
(2013/07/04 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・About Security Update 2013-003[英文](アップル)
http://support.apple.com/kb/HT5806?viewlocale=ja_JP