アップルは17日、OS X Mavericks の最新版「10.9.1」と、Webブラウザ「Safari 6.1.1」の最新版を公開した。最新版への更新は、アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」から行える。
「OS X Mavericks v10.9.1」では、メールソフト「OS X Mail」などの安定性や互換性の向上を図る修正に加え、脆弱性を修正したWebブラウザの最新版「Safari 7.0.1」が同梱されている。
Safari 7.0.1では、コード実行のおそれのあるレンダリングエンジン「WebKit」の脆弱性8件と、ID/パスワードの自動入力機能がメインフレームとは異なるドメインのサブフレームに対して機能してしまう問題が修正された。これら脆弱性は、「6.1」以前のSafariにも影響があり、OS X Lion/Mountain Lion向けには、「Safari 6.1.1」が用意されている。
(2013/12/17 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:アップル】 ・OS X Mavericks 10.9.1 Update[英文] http://support.apple.com/kb/DL1707 ・About the security content of OS X Mavericks v10.9.1[英文] http://support.apple.com/kb/HT6084 ・About the security content of Safari 6.1.1 and Safari 7.0.1[英文] http://support.apple.com/kb/HT6082