グーグルは21日、同社のWebブラウザ「Google Chrome」の最新安定版「33.0.1750.117」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、およびLinux。サポートを終了した「Chrome Frame」については、アップデートは行われない。
最新版では、悪質な拡張機能への対策として「Chromeウェブストア」で管理されていない拡張機能の無効化措置がとられたほか、計28件の脆弱性が修正された。修正された脆弱には、解放したメモリーの再利用などの危険度の高い脆弱性が含まれている。
このほかに、同梱のAdobe Flash Playerが同日公開の最新版に更新されており、悪用攻撃が確認されている問題を含む3件の脆弱性が修正されている。
最新版への更新は、自動的に行われるほか、Google Chromeのメニュー(右端のアイコン)から「Google Chromeについて」を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。
(2014/02/21 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】 ・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases) http://googlechromereleases.blogspot.jp/2014/02/stable-channel-update.html