マイクロソフトは7日、今月12日に公開を予定しているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を発表した。リリース予定の修正パッチは、4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」2件、2番目に高い「重要」3件の計5件。
「緊急」の脆弱性は、Windows 8/8.1/RT/RT8.1、Windows Server 2012/2012 R2に影響する問題と、Exchange Server用セキュリティソフトForefront Protectionに影響する問題で、いずれもリモートからコードを実行されるおそれがある。
「重要」の脆弱性は、Windows上の.NET Frameworkに影響する特権昇格の問題1件、Windowsに影響する情報漏えいの問題1件、Windows 8/RT、Windows Server 2012に影響するサービス拒否の問題1件がある。
このほか、「Windows Update」「Microsoft Update」などで、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムと、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンのリリースが予定されている。
(2014/2/07 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】 マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 - 2014 年 2 月 http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms14-feb