マイクロソフトは4日、今月9日に公開を予定しているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を発表した。リリース予定の修正パッチは、4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」2件、2番目に高い「重要」3件、3番目に高い「警告」1件の計6件。
「緊急」の脆弱性2件は、Internet Explorerに(IE)影響する問題と、Windowsに影響する問題で、どちらもリモートからコードが実行されるおそれがある。
「重要」の脆弱性3件は、いずれもWindowsに影響する特権昇格の問題だ。「緊急」の脆弱性は、Windows Serverにアプリケーション間のメッセージング機能を提供するService Bus(サービスバス)に影響するサービス拒否の問題だ。
このほかに、「Windows Update」「Microsoft Update」などで、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムと、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンのリリースが予定されている。
(2014/07/04 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・2014 年 7 月のマイクロソフト セキュリティ情報事前通知(マイクロソフト)
https://technet.microsoft.com/library/security/ms14-jul