グーグルは12日、脆弱性26件を修正した「Google Chrome」の最新安定版「36.0.1985.143」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux。
最新版では、12件の脆弱性が修正されている。Webソケットで解放後のメモリーを使用してしまう問題や、通信プロトコルのSPDYにおいて情報漏えいが起こる問題も修正されており、これらは危険度が4段階評価で2番目に高い「High」とされている。同梱のAdobe Flash Playerも、最新版の「14.0.0.177」に更新された。
最新版への更新は自動的に行われるほか、デスクトップ版ではGoogle Chromeのメニュー(右端のアイコン≡)から「Google Chromeについて」を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。
(2014/08/13 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2014/08/stable-channel-update.html