グーグルは26日、脆弱性50件を修正した「Google Chrome」の最新安定版「37.0.2062.94」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux。
最新版では機能の改善や追加が行われたほか、50件の脆弱性が修正された。解放済みメモリーの再利用など、コード実行につながるおそれのある危険な脆弱性も複数修正されている。
うち1件は、V8、IPC、Sync、拡張機能のバグを組み合わせて悪用するとサンドボックス外で任意のコードを実行できるというもので、危険度が4段階評価で最も高い「Critical」とされている。
最新版への更新は自動的に行われるほか、デスクトップ版ではGoogle Chromeのメニュー(右端のアイコン≡)から「Google Chromeについて」を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。
(2014/08/27 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2014/08/stable-channel-update_26.html