グーグルは9日(米国時間)、脆弱性を修正した「Google Chrome」の最新安定版「37.0.2062.120」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux。
最新版では、4件の脆弱性が修正された。うち1件はレンダリング関連の不具合で、解放後のメモリーを再使用してしまう問題。危険度は4段階評価で2番目に高い「High」とされている。同梱のAdobe Flash Playerも、最新版の「15.0.0.152」に更新されている。
最新版への更新は自動的に行われるほか、デスクトップ版ではGoogle Chromeのメニュー(右端のアイコン≡)から「Google Chromeについて」を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。
(2014/09/10 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2014/09/stable-channel-update_9.html