アップルは21日、モバイル端末向けOSの最新版「iOS 8.1」を公開した。iCloudフォトライブラリへのアクセスやiPadとMacでのSMSメッセージ送受信などの新機能、機能改善、バグの修正が含まれており、5件の脆弱性が修正されている。
修正された脆弱性は、不正なBluetooth機器がペアリングできる問題、ファイルの暗号化保護が不十分だった問題、iCloudデータアクセスクライアントの情報漏えい問題、パスワードなども記憶してしまうQuickTypeの問題、暗号が破られるおそれのあるSSL 3.0の問題の5件。
アップデートの対象となるのは、iPhone 4s以降、iPad 2以降、iPad mini以降、第5世代のiPod touch。最新版への更新は、端末の「設定」アイコンから「一般」→「ソフトウェア・アップデート」と進むか、端末をパソコンに接続し、iTunes経由で行う。
(2014/10/21 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・About the security content of iOS 8.1[英文](アップル)
http://support.apple.com/kb/HT6541