グーグルは19日、深刻な脆弱性を修正した「Google Chrome」の最新安定版「39.0.2171.65」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux。
Chrome 39では、Mac版の64bit化や、Webアプリ/拡張機能向けのAPIの追加などに加え、計42件の脆弱性が修正されている。修正された脆弱性には、開放したメモリーにアクセスしてしまう問題やバッファオーバーフローが起きる問題など、任意のコードが実行されるおそれのある危険な問題が多数含まれている。
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニュー(右端のアイコン≡)から「Google Chromeについて」を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。
(2014/11/19 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2014/11/stable-channel-update_18.html